2010年9月15日水曜日

脂質代謝について

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その前に単語を整理しておきます。三大栄養素の1つ脂質(脂肪)は、1、コレステロール 2、中性脂肪 3、リン脂質 4、遊離脂肪酸の四種類があります。脂肪の多くは血液には溶けないので、血液中では安定した状態では存在し難いため、蛋白質とリン脂質でつくった膜に囲まれカプセル状のリポ蛋白となっています。各リポ蛋白は、脂質の含有量が異なり、したがって体内での役割も異なる四種類(図の血管内に○で囲んで表示)があります。




  • カイロミクロンは食べた脂質を基に小腸で合成され、中性脂肪を多くもち、これを全身各組織と肝臓へ運ぶ。その間に血管壁にあるリパーゼ(酵素)に分解されエネルギー源となる。

  • VLDL(超低比重リポ蛋白)主に中性脂肪とコレステロールを含む。肝臓で産生され、筋肉や脂肪組織へ運ばれ中性脂肪由来のエネルギー源となり、その後再び肝臓へもどるグループと運搬中に血管壁リパーゼと反応するグループがある。

  • LDL(低比重リポ蛋白)VLDLの残留型ともいえるもので、コレステロール含有量が多く、各組織・血管に取り込まれ利用されるものと肝臓へもどるものがある。

  • HDL(高比重リポ蛋白)VLDLがLDLに分解される過程やカイロミクロンがリパーゼに分解される際に産生され、全身の細胞から余剰コレステロールなどを肝臓にもどす。以上が脂質の主にエネルギー運搬の視点からの整理です。
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